オバマさんと2008年アメリカ合衆国大統領選挙について

オバマさんと2008年アメリカ合衆国大統領選挙について

オバマさんと2008年アメリカ合衆国大統領選挙について

ヒラリーさんの信じがたい大失言から一夜明け、マスコミは総動員でヒラリーさんをバッシングした。
ヒラリーさんはこの失言をすぐに弁明し、例として挙げられたロバート・ケネディ氏のご子息も擁護したが、これが世論を変える事には至らない状態だった。

 

彼女の求心力の失速は明らかで、其の後の元々圧倒的有利とされていたプエルトリコ予備選でこそ圧勝したものの、最終決戦となるモンタナ・サウスダコタ予備選でオバマ氏の票が過半数に達し、決着を観た。
其の後、6月7日にヒラリーさんが選挙からの撤退、そしてオバマ氏への支持を表明し、歴史的な盛り上がりを見せた予備選は幕を下ろした。

 

オバマ氏の勝因は、浮動票と呼称される層、殊更に若年層を取り込む事に成就したからである。
これは、ちょうど日本で莫大な人気を得た東国原宮崎県知事や小泉純一郎元首相に通じるところがある。
その武器が、シンプルな言葉と情感のこもった演説である事もまた、共通している。
ここに、民衆が支持する政治家の理想像があると云っても過言ではないのである。

 

オバマ氏は、途方もなく頭の良い人間である。
それでも、熱く語る演説や、直接的な敵と云えるヒラリーさんとの対談の際、致命的じゃないものの、ちょっとだけの失言は何種類かしている。
ただ、それに対しての弁明もしつこくなく、それをかき消すような名言を残し、結果的には危なげない選挙を大展開したと云えるだろう。
歴史的予備選の勝者は、それにふさわしい実力をもっていたと云う事である。

 

気になる話題の調査報告

トップへ戻る